最近のマンガときたら
私は正直言って塾業界で働くまでは
少年誌に載るようなマンガとは
無縁の人生を送っていたんです。
読んでいたマンガと言えば「マンガ日本の歴史」とか
「三国志」「武田信玄」などの横山光輝先生の本。
歴史においてはビジュアルがあった方が
わかりやすかったので、非常に為になりました。
「げぇ」とか「ムムム」とか横山マンガ独特の
セリフまで身についてしまいましたが…(笑)
アニメに関しては藤子不二雄先生方のアニメは
見ていました。ドラえもんやオバQやハットリくんを
はじめ、エスパー魔美とかも見てました(笑)
それから、マンガ日本昔ばなしと
ハウス食品・世界名作劇場は見てましたね。
あ、それとガンダムは見てました(笑)
塾業界に入り子供たちが何を考えているのかを
学ぶために子供の時よりも幅広く
マンガやアニメを見るようにはなったのですが、
最近のマンガは対象を大人向けに
描いている気がします。
話の内容が単純じゃ無いんですよね…
ワンピースなんかは長い物語の中で
今までに起こったことが伏線としてあって
新しい章でその理由だったり結果に
繋がっていたりするんです。
銀魂はけっこう作り込まれているようで
ギャグの部分は物凄く幼稚な言葉で
笑わせようとしていたり…
キングダムは一見ノンフィクションの歴史モノに
見えるのですが、秦の始皇帝が皇帝になる
前の時代なので、歴史上ハッキリしていない
部分は、フィクション的なドラマを形成してますね。
おかげ様で登場人物が多すぎて、
ちょっとワケがわからなくなってきましたけど(笑)
でも結局、作り込まれたマンガが評価
されているようです。しっかりとした
バックボーンがあり、かつ人間ドラマをしっかりと
描いている作品っていうんでしょうか。
でも、そんな人間ドラマは「子供」にとっては
難しすぎるんじゃないでしょうかね?
ちょっとばかり、オマセな子は楽しめるんでしょうが
「なんかちょっと、よくわからない」って子供も多く
マンガ離れが進んでしまっているようです。
ただでさえ、活字は苦手なのに
マンガですら内容が難しいからと
全く読まなくなると本気で文章の読めない子に
なってしまいますので
どうか、マンガ家の先生方、もしくは
少年・少女誌の編集の方は、
もう少し単純なマンガを描いてor載せてもらえない
ものでしょうかね?
そういえば…
コッテコテのギャグマンガが減ってきた気がします。
昔は「激烈バカ」とか「稲中卓球部」とか
「ピューっと吹くジャガー」なんかがあったんですけど。
まぁ、40代の中年がそれを求めては
いけないんでしょうけど…(笑)