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進学舎セミナー②


昨日行ってきた進学舎セミナーの報告パート2です。

本日は今年の3月の公立校受験の傾向について

発表がありましたので、その報告をば。

3月に私が問題を解いてみたところ

全科目、それほど難しい印象は無かったのですが

どうやら理科がヤバいくらい難しかったようです。

どれくらい難しかったのかというと

そこそこの中堅校ですら平均点が

30点(60点満点)を切りそうなほどの難しさ。

他の教科が35点から40点平均で

理科だけ30点行くか行かないかってのは

ちょっと受験生のやる気を削ぎますよね。

元々、北海道の公立高校受験は

数学と理科が難しい傾向にありますけど

そこまで難しい理科ってのも

あまり聞いたことがありません。

他科目との平均点の差がここまで出ている

っていう事は、この事態を狙って作った

問題では無いと思うんです。

私が解いてみて「そこまで難しくない」と判断

しているという事からも、もしかしたら

北海道の中学生の理科の力が

低下しているのかもしれませんね。

ゆとり教育から新しい教育への転換期ですが

教科書も厚く戻った今、教育現場も

「どう教えていくか」という部分で

混乱が続いているのかもしれません。

今年度の受験(来年3月)は、さすがに理科の

難易度には訂正が入りそうですが、

前述したとおり、理科と数学に関しては

難易度高めの問題が出てくると考えて

対策しておくことが大事だとの事です。

あとは倍率についてですが

東・旭丘・国際情報の高倍率は

開成高校を受験していた層が

これら上位高に分散したことによるもの

という傾向は変わっていないようでした。

今後もこれら上位高は「警戒すべし」ですね。

最後に札幌北高の数・理傾斜配点の件ですが

なるほど…傾斜をつけて点数を出し、

それを300点満点に「戻す」事からそれほど

大きな差はつかないんですね。

理科・数学が得意だからといって、

じゃあ「北高を!」と勧めるのは

ちょいと間違いであるって事がわかりました。

いやぁ~勉強になりました。

外部から情報を得るっていうのは

当然、自分の為にもなりますし

なんせ、刺激を受けます。

また、機会があるなら参加しようと思います。

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