進学舎セミナー➀
本日、塾を開業して初めて
塾向け説明会に行ってまいりました。
内容はというと
➀英語の変化に伴う入試の変化についてと
②今年の3月の高校入試の振り返りでした。
本日は➀のお題に対する内容です。
英語に関しては大体知っていた内容でしたけど
これから各塾の高校生部門も動きを変えないと
置いていかれる気がしましたね。
でも「誰が教えられるの?」っていうのは
感じましたよ。塾もそうですけど、高校の授業もです。
以前もこのブログで話したと思いますが
日本の教育の現状は「枠」の中に当てはめないと
成立していないんですよね。
英語で言うならば
そんな文法教えてないから×
数学で言うならば
「掛け算」なんて教えてないから×
数学に関してはネットでも話題になりました。
私とて、枠を取っ払ってしまうと
キリが無くなるっていうのも何となくわかるんです。
しかし、スピーキングってのは「相手に通じれば」
それで良いとも思うんですよね。
ロジックを組み立てて、それを英語に直し
相手に伝える事ができれば、
スピーキングは成り立つはずなんです。
じゃあ、それを誰が判定するのか?
それこそ旧式の「英語授業」を受けてきた
世代の「純粋な教師」では厳しいんじゃないでしょうかね?
海外生活が長く、普通に会話をしていた人たちが
判定者にならないと、教えられない気がするんですよ。
日本の教育では海外では通用しないので
「教育の方針を変えなさい」と一言で言うのは簡単ですが
指導する人間から変化させなければならないのであれば
もう少し受験に反映するのは待った方が良いのにな…と
話を聞きながら思いました。
あ、ちなみに大学受験を控える高校生向けの話をすると
これからは外部検定(英検・TOEIC・TOEFL・TEAPなど)
のスコアを出しておいた方が、受験に役に立つという事です。
どのように役立つのか?というのは現在外部検定を入試に
採用している大学によって様々ですが、
例えば英検2級所持=英語の点数80点(/100点満点)分と
認められて、実際の試験の点数と認められた80点とを
比較して良い方を点数として見てくれたりするんだそうです。
こいつは「熱い」と思いませんか?(笑)
しかも外部検定を入試に採用している大学は
ここ3年で飛躍的に増えているって話です。
でもどの外部検定を採用しているかは大学によって
マチマチなので、行きたい大学の情報はしっかり
取ったうえで、どの外部検定を受けるかを見極めて
下さい。せっかく資格を取ったのに、
「意味がなかった」では本当に勿体ないので…
なるほど…新しい英語教育は着々と
大学受験に影響を及ぼしてきており、それが
具体的にどういうコトになっているのか?
っていうのがよくわかりました。
良いですね。塾向けセミナー!
明日は高校入試についてです。