陸上部でした
「何の部活をしていたと思う?」
という質問をした時に、私の外見・容姿を見て
「ラグビー?」「柔道?」
「中学で相撲部ってあんまり無いですよね…」
という返答を頂く事が多いのですが(笑)
私は中学時代では陸上部でした。
種目は110mハードル。
10個のハードル(障害)を飛んで越え
尚且つ、最後の14mを激走する競技です。
ハードルの高さは中学生で91.4cm
最初のハードル迄13.72mあって、
ハードル間の距離は9.14mもあるんです。
まず大変だったのはクラウチングスタートして
1つ目のハードルを越える時の
軸足と位置を合わせる事。
これが狂うと全部狂います。
それからハードル間の走り方です。
私は右足で踏み切らないと飛べない為
3歩か5歩のどちらかで飛んでました。
4歩になると、踏み切り足が逆になり
メチャメチャぎこちないんです。
とはいえ、ハードル間9メートルを
全速力で走って5歩だと多すぎるので
大抵3歩だったのですが、よく考えたら
9mを3歩で走るってすごいですよね(笑)
全速力で助走つけて飛ぶ走り幅跳びだって
中学生で6m超えたら十分の記録なのに…
多分、私のハードルを「飛ぶ」っていう
感覚が間違っていたんだと思うんです。
本来ハードルは「跨ぐ」ものであって
それならば5歩が丁度いい歩幅だったの
かもしれません。
基本的にそういう知識は顧問だったり
先輩だったりが教えてくれるものですが
誰もそういう事を教えてくれない部活でした。
ハードルを逆にして飛ぶと
躓いた時に骨を折るから気をつけろしか
教えてもらえなかったもんなぁ(笑)
でも私の3歩跳びですが、見た目は
違和感アリアリながら、戦うには十分でして
予選で全道大会出場タイムを突破し
札幌市大会でも準決勝くらいまでは
普通に進出できましたからね。
全道大会では予選突破できずに
撃沈でしたけれども…
なんか今考えてみたら、
私の中学の陸上部って部活をしている
というよりは、ワイワイ話をしに行ってる感じ
でした。たまに走るみたいな…(笑)
そんなまとまりのなさそうな我が陸上部
ですが札幌市大会の総合では
中学校として3位ですからね。
個人の力だけは強かったのでしょう(笑)
顧問の先生は好きな先生だったので
今更文句はありませんが、もし、あの時
もっと理論やコーチングをしっかりしてくれる
顧問の先生だったなら、凄い陸上部に
なっていたかもしれません。
ま、あれから25年も経つと
陸上の短距離で全道まで行った私が
「ラグビー」とか「相撲」とか言われて
しまうわけですが…
ハイ…全部不摂生のせいです!(笑)