定山渓鉄道
- 塾長
- 2017年6月6日
- 読了時間: 3分

私は札幌市南区で中1の夏から
高3までを過ごし、就職してからも
一時期を除いては南区の住人です。
学生時代にお世話になった交通手段は
主にバス。そう、南区民には
お馴染みの「じょうてつバス」です。
札幌駅から直行で定山渓に
行けるぞ、じょうてつバス。
硬石山からの料金の上がり方が
ハンパ無いぞ、じょうてつバス。
札幌市営バスの跡目を
ほとんど継承したぞ、じょうてつバス。
学生に厳しいとか道を間違えるとか
名物運転手さんが結構いるぞ、じょうてつバス。
このように、じょうてつバスにまつわる逸話は
大勢の語り部たちに語り継がれています(笑)
私が実際に経験したところでは
高校の部活帰りに寝過ごして
異次元みたいな真っ暗闇の駅で
降りるハメになった事です。
道は一本道なので来た道を歩いて帰れば
良いだけの話なのですが、心細いのなんのって。
「オ~ロロ~ン」って泣き叫ぶ所でした(笑)
さて「じょうてつ」の名の通り、かつては南区を
鉄道が走っていたのを知っている人は
今の団塊世代以上の方ですね。
札幌駅から豊平経由で定山渓までという区間を
走っていたようです。鉄路の跡に関しては
今となってはほとんど無いようですが、
わかりやすい所で言えば、現在の
地下鉄南北線の南平岸から
真駒内までの高架になっている区間、
この下を走っていたようです。
地下鉄南北線の開通と共に廃止された
定山渓鉄道ですが、真駒内よりも
南に住んでいる私としては
「ちょっと待て」と…なぜ地下鉄を
定山渓まで延ばさなかったのか?と。
コンクリート時代となり、建築物に使う
石切山で採れる札幌軟石は不要となったため
軟石だけで栄えていた石山・藤野は
切り捨てられたのでしょうか?
いや、札幌のベッドタウンとしての役割は
地盤が固く比較的土地も余っている南区ならば
絶対に果たせたはずなのに!
定山渓鉄道は札幌市が公費を充ててでも
守るべきだったのではないか?
自己中心的に考えるとそう思ってしまいます(笑)
今こそ定山渓鉄道の復活を!
今、私が住んでいる家の近くに「札幌市立大学」が
ありますけれども、正直学生がかわいそうです。
なんで、熊が出没したところよりも
さらに奥地まで地下鉄&バスを乗り継いで
通わなければいけないのか?と…(笑)
いっそ、市立大学まで地下鉄を通してしまえば、
「芸術の森」だってもっと集客はできるのだろうし、
なんならファイターズの新球場を作ったって
良いと思います。市街化調整区域がウジャウジャ
ありますので、ナンボでも土地は余っているでしょう。
どうすればできるんでしょうか?
「官邸の最高レベルが言っている」とかいう
今流行の言葉を入れて文部科学省ならぬ、
国交省あたりの官僚さんにメールを
すれば良いのかな?
あ、いけない。
政治の話はいたしませんよ~(笑)
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