カンバックサーモン
GW話の続きです。
釣りの次の日にサケ科学館へ行きまして
サケの稚魚を放流してきました。
サケは自分が生まれた川を覚えていて
何年か後に卵を産みに戻ってくる
というのは有名な話です。
これを母川回帰(ボセンカイキ)といいます。
でも未だにこのメカニズムは
解明されていないそうですよ。
色々な説があるとの事ですが、
有名な一説として、サケの頭には
磁力を感知できる所があって
それで方向を覚えていて、
さらに川のニオイを覚えているから
戻ってこれるのではないかとの事です。
しかし、説であって解明には
至っていないんですって!
科学者の皆さんは、
ノーベル賞を狙い過ぎなんです。
もっと身近なものを解明して欲しいものです(笑)
でもiTS細胞なんかができている科学も
いつも食卓に並ぶサケの事すら
わかっていないってのが逆に面白いですよね。
さて、放流ですが稚魚が4匹くらい入った
プラスチックのコップをボランティア?バイト?
のお兄さん、お姉さんにもらいまして
それを放流口に流すんですけど
稚魚たちは、なぜか放流口に溜まってました。
若いころは仲間同士でタムロしたがるってのは
人間もサケも同じだな…って
本当にどうでもいい事をずっと考えてました(笑)
娘たちの方はというと、
二人して大好きなイクラが、この魚になっている
という事を聞いてもキョトンとしていました。
こんなにカワイイ魚の卵を何百、何千粒と
食べていた事実を認めたくないのでしょう。
こちら側としては、「可哀想だから、二度とこんな
高い値段の魚卵は食べません」っていうのを
期待していたのですが(笑)
さぁ、未知なる生物のサケ稚魚諸君!
3~4年後、真駒内川に戻って
また元気な卵を産んでくれたまえ。