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咲いたらしいですよ


何かのニュースか新聞で報じられていました。

札幌にも桜が来た模様です。

桜って素敵ですよね。

私を知っている人は知っていると思いますが

元々、花なんぞに心など動かされないような

鉄の心の持ち主なのですケド(笑)

桜だけは「別物」です。

あの花だけは、見ているとしばらくボーっと

してしまうほど、私の心を掴んで離しません。

花見と言えば「お酒」を想像される方も

いらっしゃるのではありませんか?

いかにも呑兵衛みたいな顔をしている私に対して

「またこいつ、酒を飲む口実を考えているな」

と思われる方もいるかもしれませんね。

5月ぅ~は花見ぃ~で酒が飲めるぞ~♪

酒が飲める飲めるぞ~酒が飲めるぞ♪みたいに(笑)

しかし、残念なことに

私はお酒は殆ど飲まないんですね。

会社の付き合いなんかでは飲み会に出てはいましたが

ほぼ飲みません。私が「一緒にお酒を飲みに行こう」と

誘う人ってのは、完全に信頼している人、

もしくは大好きな人って決まっているんです(笑)

お酒なんかなくても酔えますよ桜は…

(ハイ、出ました名言。これメモっておきましょう)

それくらい大好きな花なんですよ。

何でも私が生まれるって日に、

母親が病院に向かう車の中で

苦しみながら見た外の景色は

散った桜が舞っていて、

それは綺麗な風景だったとか…

もしかしたら、その記憶がお腹の中で

まさに今、生まれんとする私に刷り込まれた

のかもしれませんね。

世の中に たえて桜の なかりせば

春の心は のどけからまし

これ在原業平が詠んだ桜にまつわる和歌です。

「桜さえなければ春はのどかに過ごせるのに」

っていうのが現代語訳ですが、これは有名な和歌。

実はこの和歌に「返歌」があったのをご存知ですか?

返歌とは誰かが作った和歌に対して、和歌で返事をする

っていう高度な技ですね。

散ればこそ いとど桜は めでたけれ

憂き世になにか 久しかるべき

「桜は散るから良いのです。世の中に永遠など無いのです」

っていう現代語訳。なんと素晴らしい返歌でしょう。

しかも、この返歌を作った人はわからないんですって

「詠み人知らず」っていうヤツですね。

無名なのに、この返歌のレベルの高さは何?(笑)

だって平安時代ですよ!京の都は華やかでも、

一歩外に出ると竪穴式住居が並んでいるような時代ですよ!

文明のレベルが高すぎるでしょ…すごいな、この国は…

と…桜一つでこれだけ興奮する事ができる程

私は桜が大好きです(笑)

さて、明日から当塾は一週間のGW休みとなります。

よって、ブログも一週間お休みです。

休み明けにはGWの出来事を書き綴って行こうと思います。

それでは、これを見ている皆様も

ケガや病気の無い良き休日をお過ごしください。

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