地方の優良企業
日本が誇る優良企業は数あれど
地方の優良企業は?
と聞かれて答えられますか?
私は地元の優良企業として
「富士メガネ」さんをイチオシしてます。
なぜそう思うのかと言いますと
創業者である金井武雄氏の
並々ならぬ「メガネに対する愛情」に
心をうたれたからなんですね。
それを知るエピソードがあります。
日本を代表する企業である当時Nationalの
松下幸之助氏がテレビ出演しているのをみた
金井氏が松下氏の眼鏡がずり落ちているのを見て
居てもたってもいられず手紙をしたためたそうです。
その内容は…
メガネがずり下がっているのは不格好であり、
海外へも行かれる機会が多い貴方が、
そのようなメガネを使用されているのは
日本のメガネ業界の恥のように思われるので、
どうぞ調整させていただきたい。
というもの。
どうです?カッコいいですよね。
地方のイチ眼鏡屋の店主が、世界的な大企業
現Panasonicのトップに「なんだ?その眼鏡…」
と軽く喧嘩を売ってるんです。
当の松下幸之助氏は即
眼鏡に無頓着であった自分を恥じる内容の
返信を送ったそうです。
さらには翌年、松下氏が札幌に来た際
武井氏が面会を申し出て、眼鏡を直させろと直訴
熱意に負けた松下氏は「富士メガネ」を訪れて
その店構え、最新設備、社員の動きに感動し
「世界一のメガネ屋さん」と評したそうです。
経営の神様が「世界一」って言うんですよ!
大作家、司馬遼太郎氏も札幌にて富士メガネに
立ち寄った際に「めがね屋というよりも、
めがねに関する技術者の組織という感じがした」
と評したと言います。
武井氏は何故、
松下幸之助氏に手紙を書いたのでしょう。
実際に会ったことなど無い人たちなので
断言する事はできませんが、
それは「商売」という枠を超えた
何かが作用したからのような気がします。
当然、技術にも自信があったのでしょうが
それを極めると、全ての眼鏡をかける人たちが
自分に合った眼鏡を正しくかける事が
できているかが気になったのでしょうね。
でも声を掛けるっていうのは勇気がいる事です。
私に置き換えると
勉強の仕方が間違っているんだろうな
っていう全ての小中学生に、
私に任せてくれれば、必ず成績が上がるので
是非やらせて下さいと
街頭で言いまくるって事ですよね。
すごい事です…
でも私にも自信はあります。
多少時間は掛かっても
必ず理解して、
さらに自分で説明できるようにする事が
できるようになる学習の仕方を
伝えていく自信はあるんです。
これをもっともっと近隣の小中学生及び
その保護者の方に知っていただけるように
頑張ろうと思います。