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開成中適性検査考


昨日よりは寒くありませんでしたが、

今日は雪が降っていまして

何気に昨日よりも寒さを感じる朝でした。

もちろん私はチラシ配布でしたけど、

寒さに耐えているうちに

皮膚が厚くなって来たのを感じます。

面の皮は十分厚いので、これ以上は

勘弁してもらいたいのですが…(笑)

さぁ、本日は開成中適性検査について

言及しましょう。

適性検査Ⅰに関しては

特に大問1ですが、私が以前のブログで

言った通りになりました。

「手を動かせばできる」問題ですね。

小問につき、2回くらい同じことをして、

同じ答えが出たら、正しいと判断してOK。

大問2は問題を見ながら

要点を紙に書いていく。

気を付けなければならないのが

順番こそが問題の核なので

要点は「仮定」であることを忘れない事。

問題文の中盤から下は

いくつかの文房具のもらい方が

直で書いてあるので、

それでレシピを組み立てられる。

小憎たらしいのが、渡す順番が

「1通りとは限らない」という事。

私も解きながら、この言葉で

もう一度問題文を読み直すハメになりました。

適性検査Ⅱですけど、最重要なのは、

どれだけ与えられたお題に対して

「興味を持てるか」ですね。

さらに、自分の興味を文章にできるか。

この2点に限ります。

自分の過去の生徒でもいたんですけど

とある問題を見て、

「なぜそんな事を聞くのかがわからない」

という根本的な疑問を持つ生徒は

100%の確率で0点になる問題でした。

小論文を解くときに

問題の核となる部分を否定する解答者が

100%落第するのと少し似てます。

塾として、この適性検査対策をするとなると

これは、ただのお勉強じゃ絶対に厳しいです。

一番大事なのは、問題を読む力。

さらに適性Ⅰの大問2みたいな

数的推理(条件分析)の問題なんかは

問題を読む力と条件を紙に書くクセを

つけなければいけません。

ただし、これは適性検査対策をしていれば

何とかなりそうです。

しかし、問題は適性Ⅱです。

「例を参考にして自分の考えを書け」なんて、

法則に従って解答を導くのとはワケが違います。

私なりに考えてみたのですが、

今年の適性Ⅱのような問題が今後も続くのなら

例えば、毎日何かの観察日記を書かせ

必ず疑問点や自分の考えも

箇条書きで良いので書かせるなどが対策に

なるのかもしれません。

予測を書かせても良いかもしれない。

何に対しても自分の考えを持ち、

それを表現できる生徒。

こういう生徒が開成中の欲している生徒

である事が問題からわかります。

確かに自分なりの考えが無い生徒に

「アクティブラーニング」は難しいですからね。

アクティブラーニングを実践する事から

逆算して、どういう生徒ならば

それを成し遂げられるかを考えれば

対策は見つかります。

でも、嬉しかったのは、

それは私の得意分野であるという事。

よし!決めた!

開成中受験対策コースを開講させます。

よーし、これから選抜テスト作るぞ!

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