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本当の学力(4)【アクティブ・ラーニング】


なんだかなぁ。

真面目な話をするのって照れますね。

元々真面目からは程遠いところにいる人間なんで。

でも書き始めたら止まらないんですわ。

自分自身の情熱をブログを書きながら認識している。

そんな気分です。

さて「上から目線では本当の学力はつかない」で

締めくくった前回でしたが、どういう事かを説明します。

学習指導要領がどう変わっていくかは

どのように学ぶかという部分に

アクティブラーニングという言葉が躍っています。

「主体的・対話的で深い学び」とありますが

これこそが、今までの学習とはまるで違うのです。

人から与えられるだけでは

これからの社会は生きていけない

というのが、国の判断なんでしょうが、

私も絶対にそう思います。

最低限度の知識・やり方なんかは、

ある程度教えなければいけないのでしょうけど、

それより深いところに関しては

疑問に感じる部分を生徒自身が発見し、

みんなでそれについて議論しながら

それぞれの納得する手法を見つける

私はアクティブラーニングをそう受け取っています。

一方、上から目線の指導では、

生徒自身がせっかく見つけた手法・やり方を

上から完全否定しかねません。

こっちのやり方のほうが、

早いし合理的なんだからこれでやれ!と。

そんな事やってたら「主体的な学び」からは

程遠い授業になってしまいますよね。

さらに私は「表現力」という言葉にも注目しています。

今までは自分の考えを表現する場って、

あまり無かったように思われます。

日本人のプレゼン下手に直結してますよね。

情熱だけで押し切ろうとするプレゼン(笑)

私自身のプレゼンもそれに近いので、

決して他人事ではないのですけれども…

私は「学び・学習」の最高峰は

「人に教えられるか(伝えられるか)」だと思っています。

この仕事をしながら気付きました。

生徒に授業をさせてもらいながら、

自分自身でその内容に抜けは無いか考えている…

この感覚こそが「本当の学力」に繋がる一本の糸だと

私はそう思うのです。

そういう意味では、

講師と生徒という上下関係にあった従来の学習方法は

もう古いモノになっていくのではないでしょうか?

講師も生徒も真理を探究していく人間として

対等な関係で対話し、否定し、認め合ってこそ

深い学びが実践できるものだと思っております。

次回は、新しい学習の時代における

講師(教師)の役割について語りましょう。

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