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なぜ独立しようと思ったのか


ぶっちゃけタイトルで、

以前勤めていた塾の関係者を

釣ってみたワケですけど(笑)

釣られた方は残念でした。

別に前の塾の悪口を言いたくて

こんなタイトルにしたんじゃありませんから!

では、本題へ。

塾業界ってあんまり進化しません。

なぜかって?

自分の授業(システム)に自信があるからです。

センター試験(共通一次)っていう

大学受験の仕組みは

丁度、今の50代から始まっているワケですけど、

今、世の中にある大手塾はそれくらいの時期から

開塾しています。

いわゆる、第2次ベビーブームに乗っかってます。

そこから何十年も大学受験のシステムは

変化しませんでした。

が、2020年から変わるんです。

センター試験そのものがなくなります。

だから、勉強自体も変化するんですね。

今までは思考力を問う事がメインでしたが、

これからは表現力も問われます。

考えていることを言葉にしなければいけないんです。

だから塾も進化しなければならない。

どんなに塾の先生の授業が上手でも、

生徒がそれを自分の言葉で表現できなきゃ、

答えられない時代になるんです。

賛否両論あるのでしょうが、

私は新しい教育の方向性には完全に賛成です。

そもそも学力って一方的に教えられて育つのではなく、

教えられた事を自分自身の言葉で

説明できるか否かだと思うんです。

しかも表面上の説明ではなく、

中身をしっかり理解した上で説明しているか。

それって、一方通行の授業じゃ

絶対に育てられないと思うんですよね。

とはいえ、塾の上層部に

「抜本的なシステムの見直しをしましょうよ」

なんて言った所で、絶対に聞く耳なんて持ちません

…ま、組織なんてそんなものです。

多分、様子を見るのでしょう。

どう変化したかを1、2年見守って、

その上で成功事例を集めて、

ようやく動き出すのが組織です。

でも2020年からの大学受験が変わるという事は、

2016年現在で中2の生徒がその第1期生になるので、

もう既に始まってるんです。

今、塾が変化しないという事は、

中2から下4つくらいの世代までは対応できないでしょう。

私はそんなんじゃ自信を持って

生徒さんをお預かりする事はできないと考えました。

そこで、私は上から目線で一方的な「指導」ではなく

生徒自身の考え方をベースに

真理を探究していくという考え方において

対等な立場で行う「学習」を、

対話によって実現させたいと思い

独立いたしました。(言葉にするのって難しい)

だから対話型個別「学習」塾なんです。

個別指導塾は上から目線だと

言ってるんじゃないんですけど、

どうも「指導」って言葉が嫌いなんです。

変なコダワリで申し訳ないです。

教育・学習に関する話は

今後も出てくると思いますので

タイトルに対する答えを出した所で、

今日はこれまでとします。

画像は教室の守り神、

青年の木と言われる「ユッカ」です。

いつか生徒に名前をつけてもらおうと思っています。

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