卑弥呼か!
台風さん、台風さん、
どうか雪を融かしてくださいまし~
キェェェェ!
はい…融けました…
ってワシャ卑弥呼か!
ってね。
前々回のブログでチョイと念じたら
こやってすぐ融けちまう。
もう、間違いない。私の前世は卑弥呼です。
卑弥呼と言えばアニミズム信仰です。
まだ「神」という概念の無い日本では
自然を対象とした信仰が根付いておりまして
もっぱら、弥生時代は「コメ」の時代ですから
収穫が自然に左右されやすいって事で
自然を操るという類の信仰は盛んに行われて
いたんだとか…
卑弥呼ってのも、雨を降らせてほしい時に
雨を降らし、太陽を出したい時に出したらしい…
まぁ、真相はおいておいて
その神々しいばかりの能力に人は付き従った
のではないでしょうかね。
私もできますよ。3ヶ月ください。
雨を降らして見せましょう。
太陽を出して見せましょう。
って、3カ月もありゃ雨も降るだろうし
晴れになる日もあるでしょうケド(笑)
卑弥呼の賢い所は、戦争をしたくないの一心で
中国に使いを送り、その後ろ盾を得た事でしょう。
これでもかと貢物と奴隷を捧げたところ
三国時代という戦乱真っ盛りの中国「魏」の皇帝から
「親魏倭王」と命名されてしまったからスゴイ。
「魏と仲良しの日本の王様」って事です。
あれ、日本も戦乱真っ最中だったのに
「日本の王様」に任命されちゃったよ…
おかげで周りの国々がビビって
みんな邪馬台国に吸収されていく…
(ヤマト王権=邪馬台国説の場合ですが…)
卑弥呼は自然だけではなく
人間の心も動かしたって事なのかもしれません。
いや、違う…
卑弥呼はタイミングを見るのが
上手いんだと思います。やることなすこと
全部計算され尽くしているんじゃないかな?
さっき、私が書いた「雨を降らすのに3カ月ください」
っていう言い方も、卑弥呼の場合は、しっかりと
その時期を知っていたんじゃないかと。
この場合も平和な時代の中国の皇帝だったなら
文化も前衛的で、武器も揃わず、ようやくコメ作りを
始めたような隣国の日本の事など気にするものでしょうか?
戦国の時代だったからこそ、
異民に背後を突かれるよりは仲良くしておいた方が
良さそうだと、いかにも隣国が喜びそうな名前をつけて
あげたのではないか?と考える方が普通です。
同じことを考える人は他にもいそうなものだけど
当時の日本(倭国)からは卑弥呼だけだった…
って事はやっぱり卑弥呼はスゴイです。
ん?親魏倭王になったから
周りの国を従える強い国になったのか、
周りの国を従える強い国になったから
中国に使いを送れる国になったのか?
あれ?時系列がわからなくなってきた(笑)
とにかく、この時代の日本の人としては
果てしなく頭の良かった人だったんじゃないだろうか?
私は卑弥呼について、そんな思いがあるんです。
あ、という事は私は卑弥呼の生まれ変わりでは
なさそうですね。本当にごめんなさい(笑)